IPv4アドレスの枯渇とIPv6への移行 ~ Interopカンファレンスより ~
2008 年 6 月 18 日
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IPv4アドレスの枯渇
IPv4は中国やインドなどの急速な発展と、ユーザのブロードバンド化に伴う常時接続により急速に消費され、2011年にはほぼ枯渇してしまうということはグローバルに認識されるようになり、世界的にIPv6への移行の必要性が緊急的課題とされている。
総務省もインターネットの円滑なIPv6への移行に関する調査研究会を2007年8月に発足させ、IPv4との共存手法を含めたIPv6への移行方法が理想論ではなく現実論として論議されている。
その中でGoogleはIPv6サイトを発足させ、北京オリンピックのオフィシャルサイトもIPv6で構成され、そして北京オリンピックのメインスタジアムの証明システムの制御を松下電工がIPv6技術を用いて実現している。
しかし依然としてIPv4のサイトは数多く存在し、2011年までに残された時間はきわめて短い。すでにインターネットサービス事業の経営ならびに財務計画に組み込まなければならない時期にある。
カテゴリー: computer
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