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2008 年 7 月 21 日 のアーカイブ

2008 F1 – 10th –

2008 年 7 月 21 日 Comments off

ドイツGP ホッケンハイムリンク

「ホッケンハイムの森には妖精が住まう」といわれているほどに美しい森シュバルツ・バルト(黒い森)。
その側にかつての超高速サーキットがある。
2001年のオフシーズンに大改修を行い、最高速度とコース距離が大幅に減少され超高速サーキットから近代的な中高速サーキットに生まれ変わった。
安全面が確保される一方で、象徴だった超ロングストレートやクラーク、オスト、セナの各シケインは姿を消し、360km/hでこの森の中を駆け抜けるかつての高速バトルはもう見られない。

ドイツ国内ではニュルブルクリンクと交互開催となっているグランプリだが「ドイツGP」はホッケンハイムが所有しているため、去年のニュルブルクリンクは「ヨーロッパGP」と言われていた。
今年はホッケンハイムでドイツGPが開催されているため、ヨーロッパGPはドイツ以外で開催(バレンシア市街地予定)され、来年以降については未定となっている。

某日本人実況アナウンサーがこのコースでクラッシュしてしまった車に対し、「この森には妖精ではなく悪魔がすんでいた!」などと発言したため日本では悪魔や魔物がすんでいることになっている。

開催時期もあり晴天になれば路面が非常に高温になりやすく、タイヤに厳しいコースといわれているためタイヤの使い方が勝敗を分けるといわれている。
今年のブリヂストンは例年通り路面が高温になることを見越し、最も硬いハードコンパウンドをプライマリとし、ミディアムコンパウンドをオプションとして持ち込むが、天候が優れず(曇り)路面温度はあまりあがらなかった。

# ドライタイヤは ←硬 ハード ・ ミディアム ・ ソフト ・ スーパーソフト 柔→ の4種があり
# 各グランプリで隣り合う2つのタイヤがタイヤメーカ(ブリヂストン)により持ち込まれる。
# そのうち硬いほうを便宜上、ハード側(プライムタイヤ)、
# 柔らかいほうをソフト側(オプションタイヤ)と呼ぶ。
# ソフト側のタイヤにはトレッドに白いラインがつけられ、ドライバーがどちらのタイヤを
# 履いているか観客にもわかりやすくなっている。

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