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2019 年 2 月 20 日 のアーカイブ

ASUS メッシュWiFi Lyra Trio APモード + EthernetBackhaul

2019 年 2 月 20 日 Comments off

https://www.asus.com/jp/Networking/Lyra-Trio/
Lyraにはクイックセットアップガイド(初期設定4ページくらい)とか、デイジーチェーンによるイーサネットバックホール設定方法といった情報しかなく
( https://www.asus.com/jp/support/FAQ/1034951 )
APモードで且つ、スイッチを利用したイーサネットバックホールがどうにもうまくいかなかった(ブロードキャストストームが発生する)ので、サポートに聞いてみたら、こんな回答があった。

  1. すべてのLyraを通常通りセットアップする。この際、セカンダリ以降のLyraにLANケーブルは不要
  2. プライマリのLyraからLANケーブルを抜く
  3. 設定用スマホアプリでも、WebブラウザでもいいのでAPモードに変更する
  4. プライマリLyraの「LANポート」にLANケーブルを接続する
  5. セカンダリ以降のLyraの「LANポート」にLANケーブルを接続する

特に項番4、5が重要とのこと。
しかし、項番1を実施するには、WANポートを利用する(←これが罠)

他のメッシュWiFi対応の機器がどんなものかわからないが、APモードで利用できるということはつまり、好きなルータを利用できる → IPv6oEに対応できる!ということ。

他サイトには、IPoE対応のメッシュWiFiは機種が少ないだの、LANポート(スイッチポート)が少ないだの書かれている場合もあるけれど、
「APとして使ってスイッチに繋げ!」でいいんじゃないでしょうか?

メッシュWiFi

Google WiFiが上陸してから、国内でもだんだん機種が増えてきたメッシュWiFi。
メッシュWiFiは無線LANのカバレッジ(電波の届く範囲)を拡張する仕組みです。

従来の無線LANリピータと違うところは、、、
 従来の無線LANリピータでは、移動体端末(ノートPCやスマートフォンなど)が、無線LANアクセスポイントに一度つながると、その後場所を変えるなどして、より強い電波を受信できる別のアクセスポイントの側に来たとしても、一度つかんだ電波を手放すことができません(”ローミングができない”という)。
 これは、各無線LANアクセスポイントが、各々で移動体端末と認証を取るため、たとえ同じSSIDを利用していたとしても、他のアクセスポイントに接続しようとすると、他のアクセスポイントには認証情報がないため、継続的な接続ができないといったことが起きるためです。

 一方、同一のLAN上で構成されたメッシュWiFiでは、より強い電波の無線LANアクセスポイントに自動で切り替わることができます(”ローミングできる”)。
 メッシュWiFiの基本機能は、無線LANアクセスポイントが “プライマリ” と “セカンダリ以降” に分類され、セカンダリ以降のアクセスポイントは、移動体端末との電波接続のみを担当し、認証をプライマリに任せます。
 これにより移動体端末は、アクセスポイントが切り替わったことに気づくことなく、またアクセスポイント側もプライマリが認証している限り、通信を続けることができます。

 メッシュWiFiの主な説明は他サイトに任せるとして、2019年2月現在、ほとんどのメッシュWiFi説明サイトでは「無線LAN電波を拡張するために、LANケーブルが必要なく、設置するだけ」と説明していますし、メーカーもそのように触れ込んでいます。
 この背景には、プライマリ アクセスポイントとセカンダリ以降のアクセスポイントとの、認証情報のやり取りに、無線LAN電波が使うことができるためです。(ワイヤレスバックホールという)
 LANケーブルの引き回しが難しい場合に採用されます。

 しかし、「認証情報のやり取りに無線LAN電波を使わなければならない」などといった技術的要件はなく、より安定性・信頼性の高い有線LANを利用することも可能です。(というか、もともとは有線でやり取りしていた)(イーサネットバックホールという)
 無線LANを導入したい建屋が離れていたり、各部屋の電波が通りにくかったりしたときに採用されます。

ASUS Lyra Trioの評価

 日本国内でシェアを広げていて、Amazon評価が高いように見えるのは NETGEAR「Orbi」 や TP-Link「Deco M5」などでしょうか。
黒船襲来だった「Google WiFi」は、ルータモードをoffにすることができないため、評価が高くないようです。
 
その他「イーサネットバックホールを利用したい」「APモードで利用したい」といった情報は、各社明確に提示しているところが少なく、そして、google wifiの前例から、確信をもって購入に踏み込めないといったことがあります。

そんな中、ASUS Lyra は(説明不足とはいえ)両方ともサポートしていますし、なにより、部屋を移ったときに、無線LANが弱くなったり切れたりしないことが、とてもストレスフリーで良いと思います。

ところで、サポートへ日本語で問い合わせたら、返信が英語だったのはちょっと驚きましたが、気持ちで伝わったのでよしとします。

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