F1 2007 第8戦
フランスGP マニ・クール
マニ・クールサーキットで行われるF1は2007年が最後だそうです。
ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットに並び、天候が崩れやすい
特徴的なコースでした。
2008年のフランスGPは休止になっていますがフランスでのカーレースは
100年以上続いている伝統的なレースなので2009年には復活開催を期待
したいところです。
さて、話は今回のレースに戻ります。
しかし今回は結構地味なレース展開でしたねぇ。
琢磨は Qualify1 で予選終了し全22台中19番手スタートだったですが、前回の
アメリカGPで黄旗区間での追い越しのため10グリッド降格。
すなわち最階位スタート。
結局疑惑は晴れなかったようですね。
ごひいきのライコネンは3番手スタート、同僚のマッサは1番手。
ライバル マクラーレンチームのハミルトンは2番手。
アロンソは Qualify3 まで進むも、タイムアタックをする前にエンジン
トラブルのため予選をあきらめ10番手スタート。
まいどまいど出来は良いといわれつつ、このところ優勝できていないフェラーリ。
今回はいかに!
スタート直後、ハミルトンがライコネンを抑えようとレーンチェンジしてきたけれど
ライコネンのスタートがよくハミルトンをかわし2番手で第一コーナーへ飛び込み。
これでここ最近見れなかったフェラーリの1?2体制に。
フレッシュタイヤはフューエルエフェクトをも凌駕するといわれているマニ・クールですが
マッサの2度目のタイヤ交換時、ラップリーダーになったライコネンはマッサとのギャップを
築くことに成功。順位変わらず1位でコース復帰となりそのままレースは消化されていきました。
一方、アロンソはスタート直後に3台かわし、以降も強引とも思えるオーバーテイクで
一時は5番手まで順位を上げたようだけど終わってみれば7位フィニッシュ。
予選からよくないことが続いていたし、アロンソにとって今回のレースは
不遇のレースとしか言いようがないかもしれない。
不遇といえば(?)、スパイカーのアルバースはずいぶんあわてていましたねぇ。
ロリポップマンがチームクルーと連携が取れていななかったような解説がありましたが、
どうみてもロリポップが上がる前にスタートし、そのスタートにびっくりして
ロリポップが上がってしまった感じ。
給油ホースが壊れガソリンがこぼれて給油マンがもろガソリンをかぶっていたけど
引火しなくて本当によかった。
その際、クルーが少し引きづられたようだけど怪我はなかったようです。
ライコネンが優勝してファンとしてうれしいという前に、なんかほっとした感じがあるのが否めない。
というのも、M.シューマッハの後釜としてフェラーリにナンバーワンドライバーとして
入ってきたはずなのに第1戦目のオーストラリアGP以来優勝がなく、それどころか
同僚のマッサのほうが成績がよくて複数年契約にもかかわらず来年のシートが危ないと言われ、
挙句には、世界最速の世界選手権で飲酒運転なんて常識的に考えてありえないのに
飲酒運転してるんじゃないかとかかれる始末。
もともとアグレッシブな走りをしないライコネンだったからこんなこといわれたんでしょうかね。
しかし、マッサと同じく今期優勝2回。これから巻き返しを図ってもらいたいものです。
そのほか気づいた点といえば、
ハミルトンと並び注目のルーキーでカナダGPで大クラッシュをしたクビサが復活の4位。
そして、ハミルトンはデビュー戦以降8試合連続表彰台で新人記録を塗り替え続けています。
誰かハミルトンを止めてー
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