2008 F1 – 6th –
モナコGP/モンテカルロ市街地コース
モナコGPの1勝は通常のグランプリの3勝に値するといわれる最高のグランプリ。
コース幅が狭くブラインドコーナーが多いためコース上でオーバーテイクがしにくい。
市街地コースの割りに起伏が激しくコース前半はのぼり、後半はくだり。
そして、唯一トンネルのあるコースで12年周期で雨に見舞われるという伝説のサーキット。
今年も多分にもれず12年ぶりのレインレース。
レース前半、雨の中。
コースは山側。すなわちコース前半でクラッシュが多発。
第一コーナーのサン・デボテやカジノは魔のコーナーに変わり、各車を次々とクラッシュに誘い込みセーフティカー出動。
レース後半は雨が上がり山側は乾いてくるものの、今度は海側。下りきったあたりの水はけが悪い。
ほとんどの車がドライタイヤに履き替えた頃、プールサイド・シケイン近辺でロズベルグが大クラッシュを起こし2度目のセーフティカー。
坂の下のほうは水はけがよくないみたいでドライタイヤで水溜りに載ってしまったのが原因のようですが。
そんな中、モナコで初めての日本人ポイントゲット。中嶋一貴おめでとう!
琢磨もトップチームで走っていればなー。つくづく残念ですよ。。
そしてハミルトンは超ラッキー。
レース序盤に雨のせいでリヤタイヤを失って後方に沈んだと思いきや、フェラーリの戦略ミスと雨に助けられきがつけば優勝。
F1二年目でこの快挙はすばらしいの一言。
でも、私はアロンソをマクラーレンから追い出した人だと思っていて、あまり応援していないのでコレくらいのコメントで。
しかしなんていうかね。今回のフェラーリは戦略が悪かった。天気予報を全面的に信じたフェラーリの負けだ。
ドライのほうが早いタイムが出てたのに、終盤までウェットタイヤで走っていればそれはトップを許してしまうよ。
# ドメニカリになってからこういうイレギュラーなレースでは、どうも統制が取れていないように思うんだけど気のせいだろうか。オーストラリアとかさ。
おかげで、ポールポジションで2ストップ作戦だったはずのマッサは1ストップにして燃料を大量に搭載した挙句ウェットのためずるずるタイムが遅れ結局3位。
そしてライコネンは、今回は弱り目に祟り目。
チームメイトのマッサによってスタート直後ポジション一つ落とすし、タイヤ装着時間制限違反でドライブスルーペナルティ食らうし、最後にはスーティルにぶつかってポイント逃すし。
最後のスリップはスリップストリームに入ってトラクションがなくなったところで水溜りに乗っかってハイドロプレーン起こして激突ってところですか。
スタート直後、1stコーナーで先を許しちゃうととたんに集中力を失う(ようにみえる)のはいまだに直らないのか。
スーティルへの激突もそれが原因じゃないかと思うんですけどね。
ぶつかった瞬間、失格→ポイント剥奪になるんじゃないかと思ったけれど、ノーポイントだった性かおとがめなかったようで何よりですが、スーティルはちょっとかわいそう。
ま、チームがフォースインディアなんでどうでもいいんですが。
それよりも、ノーポイントだったためポイントリーダーの座をハミルトンに明け渡してしまっているのがなー。
でもまだシーズン3分の1が終了しただけなのでライコネンはもっとがんばってほしいところです。
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