2008 F1 最終戦を前に。。
いよいよ2008年F1世界選手権も大詰め。
去年と同じく 7pt 先行するハミルトンをフェラーリが追う形。
去年と違うといえば追っているドライバーがライコネンではなくマッサであることか。
でも最終戦をむかえて、さらに去年より1レース多いにもかかわらず、ポイントリーダーの
獲得ポイントが100を超えていないってどれだけレベルの低いシーズンだったのかと。。。
今年になって名実ともにマクラーレンのファーストドライバーになったハミルトンですが、
チーム内での扱いのよさにやんちゃっぷりに磨きがかかっているようで、他チームのドライバー達から
総すかん食らってる状態みたいです。
M.シューマッハも大事なところで結構えげつなかったけれど、ハミルトンはそれ以外でも
えげつない走りが多いような。
中国GPで顕著だったけれど、マクラーレンも完全にハミルトンを向いちゃっているみたいだし
チームのオフィシャルコメントでも「ハミルトンを全面的にサポートする」とかいっちゃってるし
天狗になってるんですかね。
コバライネンはオフィシャルコメントで「マクラーレンに不満はない」と答えているようだけれど
その実、ハミルトンとの扱いの格差に辟易しているようだとすっぱ抜かれるほどチームとは
ギクシャクしている模様。
> http://sports.yahoo.co.jp/f1/article?a=20081027-00000007-fliv-moto
結局マクラーレンは去年と同じことをやっているんですね。
まぁ、中国GPでのタイム差を見ればそれは推して測れるし、今回のブラジルGPフリー走行結果でも
同じ車を使っている割に彼らのタイム差がありすぎる。
中国GPでフェラーリが順位を交換しチームオーダー論争が再燃しているようだけれど、
サーキット外で順位を決定させるような状況を作るほうが、よほどアンフェアだと思う。
というか、何のためのチームかって感じ。
新人のコバライネンと元ワールドチャンプのアロンソのトレードが、スムースに執り行われたのは
コバライネンが速いからではなく、「聞き分けのいい」ドライバーがほしかっただけだったのでは
ないかと思ってしまうほどですよ。
そんな政治的でダーティな2008年ですが、ここ3戦で驚くべき記録を打ち立てているアロンソは
政治なんか関係なくすばらしい走りをしていますね。
シンガポールでは上位陣のミス+SC+抜けないサーキットのおかげで今季初優勝。
日本ではSC出動がなかったにもかかわらず2勝目。
中国でも4位に食い込み、ブラジルGPフリー走行2ではトップタイムという、
去年と今年の序盤中盤、まったく戦闘力のなかったチームとは思えないほど。
アロンソのマシン開発力のすごさはとてつもないものがあります。
(ピケJr.はあまり速くないけどね。。。)
7割がたハミルトンが今年のワールドチャンピオンになるだろうけど、復活したルノーのアロンソと
現役最速といわれているフェラーリのライコネン(去年に続き最多ファステスト記録更新中)、
ドライバーズポイント2位で新品エンジン搭載のフェラーリのマッサ。
そのほかのドライバーたちもハミルトンを向いてはいない状態で、頼れるのはチームだけ
(コバライネンは当てにできない)だが、ハミルトンのエンジンは2戦目。
どんなレースになるか楽しみです。
予選: 11月1日 深夜
決勝: 11月2日 深夜
最近のコメント