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WindowsXP SP3 インストール後の再起動ループの対処

2008 年 12 月 9 日

いまさらなんですが、最近ふと思い出したのでその後の情報を追ってみた。

Intel プロセッサを Windows XP Service Pack 2 または Windows XP Service Pack 3 に以外のプロセッサを使用するコンピュータをアップグレードする後のエラー メッセージ:”STOP: 0x0000007E”
KB953356

結局、「SP3 を適用する前に KB953356パッチをインストールしろ」 ということらしい。
これはMicrosoft Update では自動で適用されていないみたい。


SP3を適用してしまいこの症状が発生した事によりコンピュータを起動できなくなった場合は、WindowsXPのインストールディスクから回復コンソールを利用し自力でコンソールを叩き対処するか、やはりSP3適用前に レジストリ を自力で編集するかという、なんという投げっぱなし感。
そもそもトラブルが発生する前にナレッジを見る事なんて少ないのに、情報がインターネット上にしかなく、さらに SP2 の Update にさえ含まれていない不親切。
SP3がリリースされたのが4月末、このKBがリリースされたのが9月と、4ヶ月も放置されているのも謎。
PC一台しかもっていないユーザのほうが多いだろうに、Microsoft は世の Windows ユーザの内、どれだけが自力で対処できるかということを考えていないようです。

—- 追記 08/12/09 23:00 —-
と、実際KB953356 をインストールしてみたが、その後の動作になんら変化がなく、問題なく再起動を繰り返すバグに遭遇しております。。
このパッチ、うちの環境では意味がないことが判明したので、ほかの対処法を探すことにします。

—– 追記2 08/12/10 03:00 —–
Microsoft の KB に従い、Windows 回復コンソールで

C:\windows> disable intelppm

を行ってみたものの回復する事はなく、セーフモードでの起動でレジストリの変更を試みるも、どうもGUIが立ち上がろうというタイミングで再起動に突入。
つまるところ、ほしい情報はこの KB ではない事が判明。

で、この KB を取り上げていた “動け!Windows” さんのサイトにあったほかの手順を試してみたところ正常に起動できるようになりました。

動け!Windows
Windows Xp SP3インストール時に発生する無限ループ

コマンドが少し違うのか、ここのページのコマンドだとうまく行かなかったので以下の通りに実行
手順:
1、Windows の起動ディスクから回復コンソールで起動
2、Windows\System32 フォルダの gdi32.dll を gdi32.dll.old にリネーム
   ren C:\Windows\System32\gdi32.dll gdi32.dll.old
3、servicepackfiles\i386 フォルダの gdi32.dll を System32 フォルダへコピー
   cd System32
   copy C:\Windows\ServicePackFiles\i386\gdi32.dll
4、コンソールを終了
   exit

ところで、本日 (08年12月10日) は 21世紀が始まってから 2900日目なんですか?

前回の記事
Link: サイト内記事 WindowsXP SP3

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